【近畿の魅力発信Vol.123滋賀県愛知郡愛荘町】

【近畿の魅力発信Vol.123滋賀県愛知郡愛荘町】
今回は滋賀県愛知郡愛荘町をご紹介いたします。
愛荘町は湖東平野に位置し、人口が約2万1000人で、町域を愛知川・宇曽川が流れる自然豊かなまちです。

このまちは特に伝統工芸品である近江上布(麻織物)秦荘紬(絹織物)が有名で、この資料の保存、技術の伝承を行っている施設「手おりの里・金剛苑」はまちの大切な魅力の一つとなっています。

今回はこの施設に訪問し、実際に行った藍染体験を通じて、その魅力をお伝えいたします。

近江上布・秦荘紬は江戸時代・藩侯や幕府への上納品として用いられ、彦根藩主・井伊家からもその生産を奨励された伝統工芸品です。 時代の推移とともに、一般の着物として使用されるようになり、近江商人の天秤棒にのって、全国に広がったと伝えられています。

「手おりの里・金剛苑」は近江上布・秦荘紬の伝承を伝えるため、販売だけでなく、作業体験も行っている施設です。今回は幾つかのコースの中で、藍染を体験しました。藍染は近江上布・秦荘紬を作る工程の中の一つで、初心者にも易しく、訪れた観光客に親しまれています。

藍染のハンカチを作ります。
まず、自分の好みの柄を決め、紐で縛ります。その後に藍甕に入れて染色します。
染色は丁寧に何度も繰り返し液にくぐらせて染めていきます。
最後にしっかりと乾燥をさせて完成となります。
伝統工芸士が丁寧に指導していただけましたので、初心者でも楽しくモノづくりを堪能することができました。また自然由来の正藍染で、伝統的な工程を知ることができました。

織物資料館には織物の材料から機織り機等の道具類をはじめ、 製品の資料を展示しており、さらに歴史・伝統を学ぶことができました。

今回の取材で、このまちには「伝統」がまだまだ暮らしの中に深く浸透しているまちであることを感じました。また、「手おりの里・金剛苑」の職員の方にこの愛荘町についてお聞きしたところ、
「観光地として様々な資源がありますが、まだまだ魅力の発信ができていません。
それぞれの施設や企業、行政がもっと連携してPRをしていかないと。」とおっしゃっておられました。また、少子化や労働者減少による企業の後継者不足がまちの課題として挙げておられました。

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