【近畿の魅力発信Vol.182 大阪府阪南市】

【近畿の魅力発信Vol.182 大阪府阪南市】

~勇壮!阪南の秋祭りとやぐらパレード~

 

阪南市は、大阪府泉南地域に位置する、大阪府の市では最も新しいまちです。

 

毎年、10月体育の日の前日と体育の日当日の2日間開催される秋祭りでは、市内各地区20町のやぐらが集まり、スピード感にあふれ、勇壮な曳行が繰り広げられます。18町のやぐらが波太神社の拝殿前階段を駆け上がる豪快な宮入りが見所です。うち、箱作と貝掛のやぐらは、指出森神社に宮入を行います。

 

この秋祭りの前週の日曜日には、市内各地区のやぐらが市役所周辺に結集し、各地区が自慢のやぐらの曳行を披露する「やぐらパレード」も実施され、多くの観光客でにぎわいます。

 

生憎、今年の秋祭り当日には訪問することができなかったため、祭り本番の様子は下記のサイトでお楽しみください。

 

「阪南市の秋祭り やぐら」

http://www.city.hannan.lg.jp/static/yagura/index.html

阪南市の公式サイトです。祭りのスケジュールや過去の祭りの動画が見られます。

 

「阪南市の祭・やぐら」

http://yagura.main.jp/

「やぐらファンに向けての資料集」ともいえる、実に詳細なやぐら情報、やぐらの歴史満載のHPです!

 

各地区には、自慢のやぐらを納める「やぐら部屋」と呼ばれる蔵があり、今回は、貝掛地区のやぐら部屋と、そのお隣にある指出森神社を訪問してまいりました。

貝掛という地名の由来は、昔、盗人が葛城村神於寺の宝物である法螺貝を持ち出してこの地を通り過ぎる時、吹きもしない法螺貝が勝手に鳴るので恐れをなし、貝を松に掛けて去ったという「貝掛松」の伝説によると言われています。

 

明治5年に村社となり、明治40年11月11日に貝掛神社から指出森神社に改称し現在に至ると言われています。

 

境内には平成3年の本殿改修のまだ新しい記念碑が建てられていますが、

 

 

その横には、長年風雨にさらされた指出森神社基本財産寄附表や、本殿改修祈念碑も立ち並び、

新と古の絶妙なコントラストを生み出しています。

 

境内には見上げるほど高く大きな、立派なクスノキも!

村の守り神として、永きにわたり、この貝掛の地を見守ってきてくれたのでしょう。

穏やかな木漏れ日の中、やぐら部屋でまた次の年の出番を待つ貝掛のやぐらと、勇壮な祭りに思いを馳せながら、静かな時の流れを楽しんだひとときでした。

 

最近になって第二阪和国道が箱の浦まで延伸したとはいえ、阪南市の道路開発は全体的に遅れていて、未だ4車線道路は少ない状況が続いています。このため、海水浴客が訪れる夏期や、ご紹介した秋祭り開催時期を中心に、市内を走る国道26号ではしばしば大渋滞が起こっており、インフラ整備が早急な課題となっています。

 

 

「指出森神社」

阪南市貝掛1462

例祭:10月第二日・第三月曜日