【近畿の魅力発信Vol.167 奈良県吉野郡下市町】

【近畿の魅力発信Vol.167 奈良県吉野郡下市町】

~日本最古のお寿司屋さん「つるべずし弥助」~

 

 

下市町は、奈良県南部に位置し、平安時代のころから吉野の入り口として栄えたまちです。日本で最初に商業手形である下市札が発行されるなど、吉野地方の主要商業地として栄えました。

 

今日は、その下市町にある日本最古のお寿司屋さん「つるべずし弥助」にお邪魔いたしました!

創業800有余年、歌舞伎「義経千本桜」三段目「すし屋」の舞台となったつるべすし弥助は吉川英治や谷崎潤一郎などの文人のほか、美空ひばりや藤島桓夫やディック・ミネなどの歌手も訪れた老舗料理店です。

戦前から続く風情ある佇まいの木造三階建、ベンガラの赤壁が目印です。

つるべすしとは酢でしめた鮎のお腹にすし飯を詰めたもので、それを入れていた桶の形が井戸水をくみ上げるつるべに似ていることがその名の由来となっているそうです。

 

海のない奈良県では、昔から魚が手に入ると日持ちのする押し寿司(なれ寿司ともいう)にして食べることが多かったそうです。

 

お店一推しの「鮎姿鮨」と「焼鮎山椒鮨」を、お土産に購入。

鮎特有の繊細な風味を活かした二種類のなれ寿司は、やわらかく炊き上げられた酢めしとの相性もバッチリ!

特に、「焼鮎参照鮨」の山椒の豊かな香りがたまりません。ピリッと感は控えめで、その香りがより一層引き立ちます。

鮎のお顔は、食べるべきか否か…最後まで悩みました(笑)

 

先代の弥助さんの似顔絵が、玄関に。

聞けば、「弥助」の名は世襲制とのこと。今は、第49代弥助さんが、あったかな笑顔でお出迎え下さいます。

 

 

つるべずし弥助

奈良県吉野郡下市町下市533

0747-52-0008

営業時間:11時30分~22時(要予約)

定休日:月曜日