【近畿の魅力発信Vol.033滋賀県米原市】

【近畿の魅力発信Vol.033滋賀県米原市】

誕生から10年目を迎える米原市(山東町・伊吹町・米原町が合併し、その後近江町と合併)は、西は琵琶湖に面し、北には伊吹山・南に霊仙山がそびえ立ち、総面積の63%を森林が占めるというとても自然が豊かな街です。古くから中山道と北陸道の分岐点として発達した交通都市であり、現在も新幹線やJRの新快速が停車する駅として居住やビジネスにも便利な場所となっています。
近年では、「びわ湖の素(もと)」というキャッチコピーで、住み続けたい街、訪れてみたい街、住んでみたい街としての信頼と評価を得るための活動を行っています。
今回は、米原駅の隣駅、醒ヶ井駅(さめがいえき)からバスで約10分の場所にある「滋賀県立醒井養鱒場」をご紹介いたします。

「醒井養鱒場」は明治11年に設立された日本で最も歴史のあるマス類の増養殖施設の一つです。とても自然豊かな場所の中にあり、バスの車窓からはとても綺麗な川が見えました。

入った途端、凄い数のニジマスが所狭しと泳いでいるのに驚きました。
施設内には、なんとニジマス134万尾、アマゴ28万尾、イワナ28万尾、ビワマス5万尾の合計295万尾もの魚が養殖されているとのことです。
エサをあげることもできました。投げ入れた途端、すごい勢いで飛びかかっていきます、

黒く見えるのが全てマスです。自然の川の中で養殖しているように見えますね。

本格的なルアーフィッシングも出来ます。皆さん結構釣っていましたよ。

こちらは棹と餌を貸してもらえて気軽にできる釣堀です。

釣った魚は購入してその場で焼いて食べることができました。
ふわっとした食感で、濃厚な味。噛めば噛むほど甘みが出てきました。

「醒井養鱒場」では、マス類の生産(種卵種苗の生産)、普及・研修(養殖技術や放流技術等の普及指導)、調査研究(特色ある滋賀の内水面漁業・養殖業の活性化をめざした調査研究)を行っています。
その中でも「ビワマス」という琵琶湖固有種の養殖を行っており、「びわサーモン」の名前でブランド化にも成功しております。

そんな「びわサーモン」の丼があると聞き、無性に食べたくなった私は施設近くの料理店へと向かいましたが、3月末までしか提供していないとのこと・・・(調査日は4月2日)。
この時、あまりに落胆する私の様子を不憫に感じて頂いたのか、少し残っているからミニサイズならと特別に提供していただきました。なんとありがたい!
このお店のびわサーモン丼はビワマスを漬けにして丼に盛り、その上から魚卵を乗せるという何とも贅沢な丼でした。

こちらはびわサーモンの刺身です。
見た目はサーモンそっくりですが、サーモンよりも甘みが強く、後味はさっぱりという印象でした。とてもおいしかったです!

このように自然を感じながら、マスの生態系や養殖技術などを学ぶことができ、釣り体験や食も楽しめるというとても魅力のある「醒井養鱒場」でした。

近年では、地方から都会への若者の流出と子どもの減少、定住人口の維持が全国的な課題となっていますが、この問題は米原市においても同様とのことです。いかに街の魅力をPRして若者の定住を促進するかが課題となっているとのことでした。

公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会持続可能な近畿確立委員会は新たな経済循環のビジネスモデルを確立するために運動しています。地域の魅力と課題の発信、そしてそれを解決するため、市町村の枠を超えた地域の魅力同士のマッチングやコラボレーションの提案を目指しています。6月末までマッチング・コラボレーション先の募集をし、7月以降は実際にマッチング・コラボレーションし、課題を解決・ビジネスモデルを確立した例をご紹介していきます。