【近畿の魅力発信Vol.038兵庫県朝来市】

【近畿の魅力発信Vol.038兵庫県朝来市】
和田山町は、かつて兵庫県中北部に存在した朝来郡の町で2005年4月1日に同郡山東町、朝来町、生野町と合併して朝来市が誕生しました。
兵庫県朝来市の和田山町に位置する言わずと知れた天空の城「竹田城跡」は、国内だけでなく海外からも人気を集める場所です。
しかし、その人気の反面、課題点として、観光客の滞留は少なく麓の城下町への波及効果はごく僅かで、城下町や社寺仏閣、旧和田山機関庫煉瓦倉庫など雲海以外の素晴らしい観光資源があるにも関わらず、街を歩く人影はごくまばらです。

その現状を打破すべく立ち上がった市民と行政で構成される「わだやま竹田お城祭り実行委員会」と、地域の活性化と日本文化の発信の為に全国各地で「チャンバラ合戦–戦IKUSA–」を繰り広げる「NPO法人ゼロワン」とのコラボにより、「チャンバラ合戦 戦国中 EPISODE2 城主 太田垣、最期の戦い」が、満開の桜が咲く城下町にて開催されました。

大好評だった昨年に続き、今回2回目の開催となりました。

チャンバラ合戦とは、当たっても痛くないスポンジの「刀」を利き手に持ち、片方に「命」と呼ばれる専用のボールを取り付け、武士道の精神のもと刀でボールを落としあう遊びです。甲冑、姫、忍者などの手造り衣装を身にまとい、老若男女誰もが「世界一平和な合戦」を楽しめます。約20人ずつのチームで全6軍(太田垣軍3チーム・羽柴軍3チーム)に分かれ、竹田の城下町を周遊しながら城下に点在する合戦場で、敵味方入り乱れて戦いを繰り広げます。

初戦の頃は知らない者同士戸惑いもありましたが、皆で作戦を練り、助けあいながら戦いを進める度に、チームの団結力が次第に増していきました。
チームとして、敵として、戦友として一戦一戦交える度に、会場全体が楽しい雰囲気と熱気に包まれ、大盛り上がりで最終決戦をむかえました。

合戦上を巡る際には、城下町の見所を案内して頂けたり、桜が咲き誇る円山川の河川敷をのどかな風景と桜を楽しみながら周遊でき、その日その場所でしか味わえない雰囲気を楽しむ事ができました。

チャンバラ合戦の後も、屋台やワークショップで地域の特産品などを知る事ができたり、同時開催の「天空の城音楽祭」で地域の方々と観光客が入り混じって阿波踊り総踊りを楽しむという企画もありました。

地域を愛し、地域を良くする為に真剣に取り組む。そんな人達が「楽しい」という新しい価値を生み出し、地域の活性化に繋げておられる姿を肌で感じる事ができました。


地域の観光資源の魅力を最大限活かす為に、市民、NPO、行政それぞれがタッグを組み、地域に新たな価値を生み出されている素晴らしい事例をご紹介させて頂きました。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会持続可能な近畿確立委員会は新たな経済循環のビジネスモデルを確立するために運動しています。地域の魅力と課題の発信、そしてそれを解決するため、市町村の枠を超えた地域の魅力同士のマッチングやコラボレーションの提案を目指しています。6月末までマッチング・コラボレーション先の募集をし、7月以降は実際にマッチング・コラボレーションし、課題を解決・ビジネスモデルを確立した例をご紹介していきます。

今回サポート頂いた2016年度近畿地区協議会監査担当役員、一般社団法人南但青年会議所古屋理事長、石田隆利監事をはじめとされるメンバーの皆様に感謝しご紹介を終わらせて頂きます。