【近畿の魅力発信Vol.042和歌山県北山村】

【近畿の魅力発信Vol.042和歌山県北山村】
花粉症の強い味方!

北山村は和歌山県内で唯一の村であり、かつ全国で唯一、村全体が飛び地となっている(和歌山県とは隣接しておらず、奈良県、三重県に隣接)大変珍しい村で、人口は520 人と和歌山県内で最も人口が少ない自治体です。
総面積の約98%が森林で占められ、かつては林業で栄えましたが、輸入木材の増加やダム建設などにより、これらの産業は衰退していきます。現在の主要産業は、かつて木材運搬の手段だった筏を観光資源として復活させた「筏下り」や、同村周辺でしか栽培されていないという柑橘系果実「じゃばら」の生産販売を中心としています。

北山村では、昭和46 年頃から村に自生していた「じゃばら」に着目。品種調査を行ったところ海外にも類をみない珍しい品種であることが判明しました。これを受け、村ぐるみでじゃばらを振興しようと昭和57 年より本格的に栽培をスタートさせましたが、当初はそれほど売れませんでした。その後、「じゃばらが花粉症に効く」という情報が寄せられたことを契機に、マスコミなどで紹介された結果、売上が飛躍的に伸びております。

村の中心部には「飛び地」看板も設置されています。

村のコンビニには「じゃばら」製品がズラリ!

自動販売機にも「じゃばら」ドリンク

じゃばらの製品については、現在も好調な売れ行きを示していますが、これをブームで終わらせるのでなく、持続した一定の売上や収益を保つ必要があります。そのため、新商品の開発を行うとともに、商品のブラッシュアップに力を入れておられます。

公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会持続可能な近畿確立委員会は新たな経済循環のビジネスモデルを確立するために運動しています。地域の魅力と課題の発信、そしてそれを解決するため、市町村の枠を超えた地域の魅力同士のマッチングやコラボレーションの提案を目指しています。6月末までマッチング・コラボレーション先の募集をし、7月以降は実際にマッチング・コラボレーションし、課題を解決・ビジネスモデルを確立した例をご紹介していきます。