【近畿の魅力発信Vol.047滋賀県甲賀市】

【近畿の魅力発信Vol.047滋賀県甲賀市】

甲賀市は滋賀県の南部に位置しており、京都府と三重県に隣接する町です。
甲賀市には、忍者で知られる伊賀、信楽焼で知られる信楽、といった比較的認知度の高い観光地が所在します。今回は、「窯元めぐり」というイベントが開催されていた信楽を訪問しました。
大阪から信楽へは、電車を乗り継いで2時間半程かかります。大阪駅から草津駅(滋賀県)まで新快速で1時間、そこから草津線に乗り換えて貴生川駅まで25分程行き、貴生川駅から信楽高原鉄道に乗車します。信楽高原鉄道には、忍者をモチーフにしたラッピング列車「SHINOBI-TRAIN」が走行しており、私もその列車にのりました。

信楽は、信楽高原鉄道の終点にあり、到着までに約25分程度かかりました。
信楽駅を降りると、信楽焼のシンボルである巨大なタヌキが、セーラー服姿で出迎えてくれました。後に知りましたが、この巨大タヌキは、どうやら時期ごとにコスチュームが変わるそうです。この他、町中の至る所にタヌキがいました。

当日は「窯元めぐり」が開催されていたことから、多くの窯元が一般公開されていましたが、3時間程度ですべての窯元を訪問できました。昔ながらの伝統的な信楽焼のみならず、新しい技法・デザインが取り入れられた様々な商品が並んでいました。商品のバリエーションのみならず、宿泊施設が併設されている窯元、日常的に一般公開している窯元、陶芸体験ができる窯元などがあり、また、信楽焼の土鍋を用いて調理されたお料理やお菓子を提供されているカフェがあるなど、産業の興隆に注力されていることを実感しました。

そのような新しい試みがなされる一方で、信楽の町の中には、大昔に使用されていた登り窯や、重油窯の煙突が今も現存するなど、歴史を感じることができます。

散策がてら窯元めぐりに時間を費やしたり、陶芸体験等のアクティビティに参加して思い出の品を製作したり、素敵な信楽焼を買い揃えたり、色々な楽しみを味わえる町です。

そんな魅力ある甲賀市信楽町ですが、町を散策する観光客はまばらで、地域産業の新たな担い手が不足しています。後継者のみならず、地域産業に携わる若者を増やすことにより、信楽の魅力をどんどん発信することが急務です。

公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会持続可能な近畿確立委員会は新たな経済循環のビジネスモデルを確立するために運動しています。地域の魅力と課題の発信、そしてそれを解決するため、市町村の枠を超えた地域の魅力同士のマッチングやコラボレーションの提案を目指しています。6月末までマッチング・コラボレーション先の募集をし、7月以降は実際にマッチング・コラボレーションし、課題を解決・ビジネスモデルを確立した例をご紹介していきます。