【近畿の魅力発信Vol.056奈良県五條市】

【近畿の魅力発信Vol.056奈良県五條市】

五條市は奈良県の南西部に位置し、大和国と紀伊国を結ぶ交通の要衝として、また吉野山地への入口として古来より重視されてきました。
今回ご紹介いたしますのは、江戸から昭和にかけての建築物が残り、400年の歴史を感じる町並みが魅力の「五條新町」。江戸幕府が成立してすぐに、町作りの名手松倉重政によって築かれた城下町です。慶長20年に幕府の天領となった後は、紀州街道に沿う交通の要衝・宿場町として栄えました。

建築年代が判る民家では日本最古の「栗山家住宅」や初代保安庁長官、木村篤太郎の生家である「まちや館」、歴史や文化の資料を展示している「まちなみ伝承館」等々、往時の風情を感じる建物が保存されています。

木造建築ゆえに火事にも弱く、防火対策が重要となりますが、消火器や消火栓も景観を損ねないように工夫がされています。

五條市と新宮市を結ぶ予定だった「五新鉄道」は、太平洋戦争を理由に建設が中止され、作りかけの陸橋が、当時の激動の時代を見る者に語りかけます。

現在は、重要伝統的建造物群保存地区に指定され、行政、地元住民が一体となり町並みの保存に取り組んでいますが、居住者の高齢化が進ん
でおり、先々空き家にならないようにしていく事が課題です。
若い世代の理解と郷土愛が町並みを守っていく鍵となるかもしれません。

公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会持続可能な近畿確立委員会は新たな経済循環のビジネスモデルを確立するために運動しています。
地域の魅力と課題の発信、そしてそれを解決するため、市町村の枠を超えた地域の魅力同士のマッチングやコラボレーションの提案を目指しています。
6月末までマッチング・コラボレーション先の募集をし、7月以降は実際にマッチング・コラボレーションし、課題を解決・ビジネスモデルを確立した例をご紹介していきます。